2015年4月に天然温泉となった、笑楽(わらく)の湯にふらっと立ち寄ってみました。
鋸南(きょなん)町が運営する笑楽の湯。
ちいさな温泉施設なのですが、想定していた以上にとても素敵な温泉でした。
時間を忘れてくつろげる、ゆったりとできる場所です。
笑楽の湯への行き方
少しわかりづらい場所にあるため、おおまかな目印を紹介しておきます。
高速道路を鋸南富山から降りて、県道184号線を佐久間方面走り続けていると、左手側に郵便局が見えます。
目印はこの郵便局。
ナビが古い場合はこの郵便局を登録していくと迷わなくて済みます。
郵便局を確認して旗が見えるT字路のようなところに差し掛かったら、左奥へ曲がります。
すると、また旗があるので、そこを右奥に曲がります。
(旗以外の目印がないので注意してくださいね。)
次に、ちいさな曲がり角が見えてきます。
もちろん、旗が立ってます。
そこを左に曲がって突き当たりに、笑楽の湯が見えてきます。
わかりづらい場所にありますが、まわりを見渡すと自然が豊かな土地であることが伺えます。
笑楽の湯は、日常を忘れてくつろげる癒しの場
わたしたち家族がお邪魔したときは、町民の方が何人かいらっしゃいました。
とても気さくに話しかけてくれて。
受付をしているかたもとても優しい。
遠くから足を運んだわたしたちを暖かく迎えてくれました。
入湯料を払い、奥へ進むと憩いの場所がありました。
イスとテーブルが設置してあるのですが、これが木の香りがしてとても居心地がいい。
もちろん、畳が敷き詰めてある、ごろりと寝転がってくつろげる場所もありました。
その壁には、おしゃれなインテリア。
デザイン性の高さに驚かされます。
温泉までの通路は、旅館のような雰囲気。
左手に自然を感じながら、歩いていきます。
風が心地よい温泉
この日はとても風が心地よかった。
それは、温泉に入ってからより一層感じることができました。
少し熱めの湯で、ポカポカした体にあたる、少しだけひんやりとした風。
5月の中旬だったので、初夏を感じながら楽しむことができます。
熱めのお湯といっても、子どもでも入れるくらい。
最初は少しびっくりするかもだけど、少し入っていれば慣れてしまう。
なによりも、大自然を眺めながら入る温泉は、子どもでも心地よく感じるのだと思いました。
子どもたちもあがりたがらず、わたしがのぼせてしまいました。
中は6つほどのシャワーと、ボディソープとシャンプーが備え付けられています。
タオルも販売されていたので、レジャー帰りに少しくつろぎたいときにも手ぶらでふらっと立ち寄れます。
温泉につかり、ゆっくりと外を眺めながら、温泉を堪能し尽くしました。
効能は、こちらです。
泉質
含よう素-ナトリウム-塩化物冷鉱泉療養泉の一般的適応症
きりきず、末梢循環障害、冷え症、うつ状態、皮膚乾燥症、筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)、運動麻痺における筋肉のこわばり、胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)、軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害など)、病後回復期、疲労回復、健康増進。
山の中の温泉で、自然も豊かで、そして何よりも、静か。
鳥のさえずりを聞きながら、四季を感じながら、ときおり吹いてくる風を感じながら、心も体も癒せました。
普段は育児に追われ、日々のやるべきことに体力を消耗していたのですが、笑楽の湯でしっかり休むことができたので、また1週間がんばることができそうです。
宿泊施設はありませんが、くつろぐためのスペースは十分にあるので、1度足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
笑楽の湯のアクセスマップ
ホームページ | 佐久間の里の天然温泉 笑楽の湯 |
入浴時間 | 平日:午前10時〜午後3時30分 土日祝:午前10時~午後5時30分 |
休業日 | 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始 |
入浴料金 | 町内在住者(大人300円 こども150円) 町外在住者(大人500円 こども250円) ※小学生未満は無料 |
所在地 | 〒299-2113 千葉県安房郡鋸南町上佐久間 鋸南町上佐久間66 |
アクセス | 車の場合 [東京・千葉方面から] 国道127号線を館山方面へ。 鋸南町下佐久間交差点信号を左折し、奥山方面へ約44km。 [高速道路] 館山道「鋸南富山IC」を降り交差点信号を左折し約2.8km。 電車の場合 JR内房線 保田駅または安房勝山駅下車。 町営循環バス(赤バス)に乗車し、佐久間小前下車徒歩2分。 |